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やま

AIブームは何回も繰り返し進歩している

こんにちは「やま」です。


2023年は「生成AI」元年といわれいますが、そもそも「生成AI」以前より、「AI」はいつからどのように始まったのか、AIの歴史についてお話したいと思います。


AIにも何回かブームの時代と冬の時代を繰り返しているようです。


1、~第1次人工知能ブーム~ 人工知能の始まり

「AI」の始まりは1950年代であり、以下の3人のアイデアがもとになっていると言われいるようです。


・アラン・チューリング

「人工知能」という言葉が登場する前から、知的な機械(知的なコンピュータプログラムを作る科学と技術)ついての理論を提唱し、「人間のような知能があるか」を判定する「チューリングテスト」というアイデアを考案。AI研究の道筋を作り上げた人物


・ジョン・マッカーシー

ダートマス会議にて初めて人工知能(Artificial Intelligence)の言葉を使用。プログラミング言語「LISP」を開発


・フランク・ローゼンブラット

人間の脳の神経細胞を模索したニューラルネットワークの「パーセプトロン」を考案

※マービン・ミンスキーが人工知能の父でニューラルネットワークの基礎理論を作った。


この第1次人工知能ブームは、大きな期待がAI研究に対して世界中が注目し冷戦下の米国では、自然言語処理による機械翻訳が特に注力されたようです。

ただし、当時の人工知能(AI)では、迷路の解き方や定理の証明のような単純な仮説の問題を扱うことはできても、様々な要因が絡み合っているような現実社会の課題を解くことはできないことが明らかになり、1970年代前半から冬の時代を迎えたようです。


2、~第2次人工知能ブーム~ 専門家の知識をINPUT

次のブームはが起こったのは1980年代です。このブームび引き金になったのがエキスパートシステムです。

エキスパートシステムとは、人工知能に専門家(エキスパート)のような事象の推論や判断ができるようにしたコンピューターシステム


エキスパートシステムの実用例として身近なのは、SNSサービスで利用されているチャットボットなどに該当します。


エキスパートシステムの開発は1960年代から行われており、

実際に1970年代後半に「Mycin(マイシン)」が開発され、Mycinは細菌の専門医の経験則をプログラミング/データベース化したもので、細菌感染の診断をするシステムとして、医学分野で最初に成功を収めました。最適な薬も教えてくれたそうです。


しかし、エキスパートシステムにも限界があり、、、、、

・必要となる全ての情報は、人が手動でコンピューターに理解可能な内容を記述する必要がある。

・専門家の知識はルール化できない事が多く、ルール化してみると、例外処理ができない、規則間で矛盾が発生


よって満足な結果が得られず、1990年代前半にAIは再び冬の時代に突入しました。


3、~第3次人工知能ブーム~ ビッグデータによるAIの急成長

次のブームはが起こったのは2000年代前半です。第三次人工知能(AI)ブームは、現在も続いておりその理由はビッグデータによるものです。

大量のデータを利用することで人工知能(AI)自身が知識を獲得する「機械学習」が実用化され、その後に人工知能が自ら習得するディープラーニングが登場しました


・機械学習

 データから、コンピューターが自動で学習し、データのルールやパターンを探り当てアウトプットします。

 実際に活用事例は、コールセンターの自動化、店舗の来客分析、商品の需要予測


・ディープランニング:

 機械学習の手法の1つで大量のデータから自動的に特徴を発見することができます。

 実際に活用事例は、自動運転、音声認識(スマートスピーカー)画像認識


まとめ

何回かブームと冬の時代を繰り返しましたが、それは私たちが人工知能に対する期待が高いことにより、その結果に対する反動が大きいと期待外れとなりブームがさってしまったと感じました。

しかし、現在、インターネットが復旧し、ITの技術も日進月歩でどんどん進化しており人工知能ブームはこの先も続くと思っておりますが

その反対に、シンギュラリティ(人工知能が人類の知能を超える)という言葉が近年注目をされ、AIはAI自身でより賢いAIを作っていくといわれていますが、22世紀の「ドラえもん」のようなロボットが誕生するのは本当に来るのでは!!と楽しみです。


※参考文献

総務省 人工知能(AI)研究の歴史


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