こんにちは。アーキテクトGなかむらです。先日弊社「まつ」が書いた記事はAIの全体の話でした。今回は、身近なAIの実用例を見てAIをイメージしてもらい、敷居の低いものであることを知ってもらえるような記事にしようと思います。
本記事の想定読者
ITが苦手な人
AIと聞いて自分とは遠い世界だと思っている人
AIはITが苦手な人こそ使うべきである
これは私が昔から思っていることですが、ITの業界って「ITわからない人は使わなくていいよ」みたいな排他的な部分があるよなぁと考えています。でも、IT出来ない人という括りで排除してしまうのは、社会的にもビジネスについても違うよね、というのが最近少しづつ変わってきた世の中の在り方だと感じています。
最近のトレンドでわかりやすい例があります。それはIT(システム)に対する命令の仕方です。一昔前は「プログラム言語」と呼ばれるITが理解できる言葉で命令を伝える必要がありました。例えば以下。
ITが分からない人が見たら、自分では扱えない、と思って諦めてしまいますよね。
でも、最近ニュースでも見かけた方も多いと思いますが、ChatGPTなどの生成AIと呼ばれる仕組みは「自然言語」つまり人が話す言葉でITに命令することが出来ます。
例えばこんなイメージ。
上の文章が、私が命令した文章(自然言語)です。ロゴの案を出して欲しいと伝えていますね。1つ目にシンプルなロゴが提案されました。もちろんこのデザイン案に自分で編集を加えることが可能です。
2つ目、少しポップな感じですが、ネイルサロン?※こういう部分を直すのは人の力が必要です。
なぜか居酒屋。的外れなものも出てきますね。
もう少し違う例も見ていきましょう。
以下のような命令もできます。でもなぜかYouTubeのチャンネルのバナーが出されました。。。
以下のほうがまだそれっぽいですね。
このように、自然言語で命令出来るようになることで、IT利用者に必要な最低限の知識(ITリテラシー)のハードルがとても低くなっている、と言えます。ITが苦手な人でも会話のコツさえわかれば、自分のやって欲しいことを実現してくれるようになってきており、是非活用していってもらいたいのです。
これより後ろの文章をAIに考えさせてみる
AIは文章を考える能力ももちろんあります。
先ほどまでの書いた私の文章をAIに読んでもらい、続きを考えてもらいました。
「以下のブログを書いたのだが、続きを考えて欲しい。」の後に上で作った文章を貼り付けました。
すると、以下のような案が。
ちょっとお堅い文章になってしまいましたが、要点がまとまった感じで書かれているので、その後の展開の参考にはなるかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。AI技術の進化は、ITリテラシーのハードルを下げるだけでなく、私たちの生活やビジネスに多くのメリットをもたらしています。ITが苦手な人でも、AIを活用することでテクノロジーの恩恵を十分に受けることができる時代になってきました。これからも、AIの進化とともに、私たちの生活や働き方がより便利で効率的になることを期待しています。
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そのままAIの文章をコピーするとイマイチですね。
言いたいことは↑でもあるのですが、IT苦手な方々が少しでもITを身近に感じてもらえたなら嬉しいです。
【今日の格言】
「すべてをシンプルにすることは難しい。しかし、シンプルにしなければならない。」
アルバート・アインシュタイン
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