こんにちは「やま」です。
前回、「なかむら」が”MS Copilotを触ってみた”の題名で、MS Copilotのご紹介をしましたが、MS Copilotを利用してどのように業務の効率化ができるか簡単にご紹介したいと思います。
MS Copilotは、OpeAI社のGPT-4のLLMを利用してWord、Excel、PowerPoint、Outlook、TeamsのMicrosoft Officeと連動して生成AIの機能を利用でき、文章の作成や要約、グラフ・表・メール作成に利用できるため、業務効率を向上することを得意と言われています。
少しお話がずれますが・・・・・
そもそもMicrosoftの Copilotの名前の由来ですが、飛行機の副操縦士(コーパイロット)から名付けたといわれています。
飛行機では、機長は操縦に関する最終的な指示や判断を行い、副操縦士は機長の補佐などを行いますので、MS Copilotでは自分が機長となり、副操縦士(MS Copilot)からもらった情報を判断して、利用するのか、修正し変更するのか決めます。
どのように業務の効率化をするかは自分次第となります。
今回は、MS CopilotとMS Wordを組み合わせてどのようなお仕事の効率化ができるかご紹介します。
(なお、これからご紹介する内容はCopilot for Microsoft 365のライセンスが必要です。)
【MS Wordできること】
文章の下書き作成
文章の書き換え・編集
文章からテーブルへの変換
作成した文章に関する内容を質問する
要約
参考資料として、厚生労働省から公表されている資料を基にMS CopilotとMS Wordを組み合わせてご紹介します。
※利用するのには、上記の資料をOneDrive上に格納しておく必要があります。
1.文章の下書き作成
参考にする資料を基にドキュメントを作成します。
【結果】
一部抜けている所もありましたが、資料の内容がそのまま転記されており転記する時間が省けます。また、参考資料のページ数が多いためすべては記載されませんでしたが、ピンポイントで指定することも可能です。
2.文章の書き換え・編集
選択した箇所にたいして、わかりやすいように変換するように指示をします。
【結果】
下線の部分が、わかりやすいように変換してまとめてもらいました。
要点だけまとめた感じで、読みやすい文章に変換されました。
3.文章からテーブルへの変換
表にしたいところを選択し、表に変換します。
【結果】
文章から表に変換してくれるので、表作成する時間が減り助かります。
4.作成した文章に関する内容の質問
Copilotに質問して、ドキュメントの強化(文章の補足、追加情報など)をすることがが可能となり、チャットをしながら文章を作成することが可能です。
5.要約
このドキュメントの中から、原因と課題と対策について、わかりやすく要約をしてくれます。
まとめ
今回は、簡単にMS CopilotとMS Wordを利用した使い方をご説明いたしました。
冒頭でも記載しておりますが、自分が副操縦士(MS Copilot)からもらった情報を判断して、利用するのか、修正し変更するのか自分が決めます。使いこなせることができたら、もっと時間の削減が可能になるでしょう。
まずは、使ってみて触れてみましょう。
次回は、MS Copilotと他のMS Officeを利用してどのような事ができるかご紹介します。
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