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PMOがAIを活用してメンタルケアを実現する方法

  • くるみん
  • 11月11日
  • 読了時間: 4分

こんにちは、「くるみん」です。

11月に入ってからはいよいよ秋も深まり、冬の到来を感じさせる今日この頃です。 一日の気温変化も激しく、自律神経やホメオスタシスの乱れを感じる方も多いのではないでしょうか。

特に季節の変わり目は体調だけでなく、精神的にも揺らぎが発生しやすいそうです。


さて、(この記事を読んでくださっている方はPMOの方と想定していますが、)PMOとしてプロジェクトに参画していると、スピード感や効率性が求められる一方、ちょっとしたコミュニケーションや進捗のズレに心がざわつくことはありませんか?

私自身、気にしいな性分でして、小さなことを引きずってしまうことがしばしばあります。


しかし、プロジェクトはスピード感を持って進んでいくものです。小さなことにずっとこだわっていては、前に進めません。

そこで今回は、所謂「おとうふメンタル」なPMOでもすぐに実践できる、AIを活用した次世代型メンタルケア(すぐに実践できる具体策)をご紹介したいと思います!


PMOにおけるメンタルケアの重要性


PMOという仕事柄、プロジェクトの進捗管理やステークホルダーとの調整役を担っているため、ストレスの蓄積というのはどうしても避けられません。例えば、以下のようなお悩みがよくある事例かと思います。


  • QCD(品質、コスト、納期)の優先順位に追われる

  • 複数のステークホルダーとの調整やコミュニケーションで疲弊

  • 調整役ゆえに板挟み状態となり孤独感を覚えやすい などなど…


上記のようなストレスが放置され、それがさらに悪化してしまうと、PMO自身のパフォーマンス低下だけでなく、最悪の場合プロジェクト全体に悪影響を及ぼしてしまいます。


AIを活用したメンタルケアの具体策


ここからは、明日からでもすぐに取り入れられるAI活用法を3つ紹介します。


  1. AIチャットボットを相談窓口に

心理的ハードルを下げるには、気軽に話せる場が必要です。

AIチャットボットなら、24時間即時対応で「誰にも言えない悩み」を吐き出せます。


最近では、Woebot、Wysaといったメンタルケアアプリがどちらも無料で利用できます。

私も時々ChatGPTに相談ごとを打ち明けたりしますが、WoebotやWysaなどのAIツールは、ユーザの感情を汲み取ることに長けているそうです。

自分の感情を整理するために利用してみるのもよいかもしれませんね。


さらに、Woebotでは認知行動療法に基づくエクササイズの実践もできます。

悩みを話すだけでなく、自らが前進するためのツールとして活用できるのは嬉しいですね。


  1. 感情分析でストレス兆候を見える化

メールやチャットの文章をAIで解析することで、ネガティブな感情やストレス兆候を検出することができます。

例えば、AIは自然言語処理(NLP)による分析で、文章を単語や文脈に分解し、ポジティブ・ネガティブ・ニュートラルなどの感情スコアを算出することができます。


例:「疲れた」「もう無理」→ ネガティブスコア高

  「助かった」「ありがとう」→ ポジティブスコア高


また、「納期」「プレッシャー」「不安」といった、ストレスを示唆する単語をチャット内から収集し、ストレススコアを算出することもできます。


このように、プロジェクトメンバーとのコミュニケーション(メールやチャットの文章)を定期的に分析にかけることで、ストレス兆候を見える化することができます。ただ注意点として、プライバシー保護は徹底しなければなりません。


  1. パーソナライズされたセルフケアの提案

スマートウォッチやスマホアプリなどと連携させることで、AIがストレスレベルを測定し、過去のデータや行動パターンをもとに、瞑想、軽運動、休憩のタイミングなどを提案してくれます。

仕事中などは特に心を落ち着かせるタイミングを自分で作るのは難しいと思いますが、AIから提案してもらったタイミングで意識的に休憩を挟むことで、作業効率がさらにアップするかもしれませんね。


まとめ


AIは、使い方次第でメンタルケアツールにもなり得ます。

ご紹介した無料アプリのみならず、最近では有料版の本格的なアプリもあります。

(私も活用していきたいと思います!)


ストレスがない仕事というのはありません。いかにストレスをうまくコントロールできるかが、長く健康でいるための鍵となりそうですね。

 
 
 

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