バーチャルオフィス『Gather』体験記
- なかむら
- 7月11日
- 読了時間: 4分
こんにちは「なかむら」です。
※今回は単純にわたしの稼働の都合で軽めの記事を…
みなさま、会社の人とコミュニケーション取っていますか?なかなか会社に行かなくてコミュニケーションとることも少ない、なんなら会社に出社したことない、なんて人もいるのではないでしょうか。
人とコミュニケーションを取ることはとても大事で、物事を円滑に進めるために重要だったりします。(これについては働き方や性格によって賛成反対あると思いますので、そこは認識しています)
今回はリモートで働いていてもコミュニケーションを促進させるような仕組みとして、「Gather」を使ってどのようなことが期待できるのか、体験記としてお伝えしようかと思います。
本記事の想定読者
リモートワークでのコミュニケーション方法に興味がある人
Gatherってどんなもの
Gather(ギャザー)は、オンライン上に仮想オフィスやイベント会場をつくることができるバーチャルコラボレーションツールです。まるでRPGのようなドット絵の空間にアバターで参加し、リアルオフィスにいるかのようにコミュニケーションをとることができます。

🧩 主な特徴
✅ 1. 空間を「歩いて」人に会いにいける
他の参加者に近づくと自動的に音声・ビデオが接続され、話しかけることができます。
遠ざかれば自動的に切断。まさに「その場で話す」感覚を再現しています。
✅ 2. 会議室・執務室・休憩スペースも自由にデザイン
バーチャルオフィスのレイアウトは完全にカスタマイズ可能。
会議室、フリースペース、カフェ風の休憩所など、実際のオフィスさながらの空間設計ができます。
✅ 3. イベントやワークショップにも対応
人数の多いワークショップや会社説明会、展示会なども開催可能。
テーブルごとのグループ会話や、ポスター発表形式のイベントなどにも適しています。
✅ 4. 資料共有・ホワイトボード機能も
PDFやリンクをオブジェクトに埋め込んだり、Miroなどの外部ツールと連携してホワイトボードを設置したりすることで、「見せながら話す」ことができます。
✅ 5. 軽量&ブラウザ完結
特別なアプリのインストールは不要。ChromeやEdgeなどのブラウザで参加可能。
PCスペックへの要求も低く、誰でも気軽に使えます。
Gatherで出来ること(ユースケース)
【ホワイトボードで絵を書きながら認識合わせ】

ホワイトボードや資料を画面上に表示しながら、その場にいる人と自然に会話することができます。
特定のオブジェクトにMiroやGoogle Docsなどの外部ツールを埋め込んだり、内蔵の簡易ホワイトボードを使ったりすることで、まるでリアルな会議室にホワイトボードを持ち込んだようなその場で図を描きながら議論する体験が可能です。PDF、スライド、Notion、Miroなど様々なツールやファイルの取り込みに対応しています。
【オープン/クローズな会話】

通話、チャット共に広く全員と会話できる空間から、限られたメンバーでのプライベートな会話まで、様々な範囲でのコミュニケーションが可能です。アバターが近くにいると声が聞こえたり、写真のようなプライベートスペースで会話するなど様々な調整方法があります。
【癒しの空間】

休憩スペースもあります。会社でもこういう雑談スペースがあったりすることもあるかと思います。※人によっては喫煙所的な

いろいろなゲームもあったりします。
遊びすぎると仕事が捗りません。。

ロゴを飾ってみたりもできます。
総評:面白い。でも、うちはたぶんそこじゃなかった。
Gatherはたしかに魅力的なツールでした。
「近づけば声が聞こえ、離れれば静かになる」「ホワイトボードを囲んで会話できる」など、リモートワークの“孤独感”を解消するための工夫が随所に詰まっていて、
体験としては新鮮で、ちょっとした感動すらありました。
ただ、我々のような“ガチ開発”をしていないチームにとっては、正直なところ「そこまで活用シーンがなかった」というのが本音です。
ふらっと声をかけるより、Teamsで完結してしまう
一緒にホワイトボードを囲むより、ドキュメントで詰めたほうが早い
アバターを動かすのが、ちょっと面倒になってくる日もある
最後に
結果として、Gatherの魅力を“生かしきれる業務スタイル”とは少し距離があるのかもしれません。
とはいえ、社風に合う会社も確実にあると思います!気になる方は是非体験を。
※検証に協力してくれた社内メンバーのみなさま、ありがとうございました!
【今日の格言】
「話すことによって、はじめて人と人は出会う。」
フランソワ・ド・ラ・ロシュフコー



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