非エンジニアでも使える！MarkDown記法で業務効率アップ
- くるみん
- 7月18日
- 読了時間: 4分
こんにちは。「くるみん」です。
暑いですね。蝉の鳴き声も聞こえはじめ、本格的に夏の到来を感じます。
昨今の酷暑はいささか暴力的ですが、体調に注意しつつ存分に楽しみたいです。
さて、今回は「Markdown（マークダウン）記法」についてお話ししてみようと思います。
名前だけ聞くと「なんだか難しそうだなあ」と感じるかもしれませんが、
実は、こちらは非エンジニアでも使える便利な言語なのです！
MarkDown記法とはどんなもの？
簡単に言えば、文章を“見やすく”するためのルールのようなものです。
コンピュータ言語の一種にマークアップ言語というものがあり、それは文章やデータの構造や意味を表現するために用いられるのですが、その中でもMarkDown記法は、シンプルな記法で文字構造を明示でき、HTML文書に変換することができるのが特徴です。
例えば、MarkDown記法では下記のように表します。
# これは見出しになります。
**これは太字になります。**
- 箇条書きもできます。
- このように。他にもさまざまなルールがありますが、このようなシンプルな記法を用いることで、
HTMLなどの複雑なコードを覚えずとも整った文章を書くことができます。
具体的な利用シーン
私が調べていく中で、「これは使えそう！」と思ったのは、こんな場面での利用です。
社内の議事録をまとめたいとき
チャットツールで文章を目立たせたいとき
生成AIに指示を出すとき
個人的に特に有用だなと思ったのは、議事録の作成シーンです。
Markdown記法は、議事録を「見やすく・整理された形」で残すのに向いています。
以下は、議事録を作成する際の例です。
# チーム週次定例 議事録
**日時**：2025年7月18日（金） 10:00〜11:00
**場所**：Teamsオンライン
**出席者**：なかむらさん、やまさん、なゆさん、くるみん
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## 1. 議題
1. 今週の進捗確認
2. 次回リリースのスケジュール
3. チーム内の情報共有方法について
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## 2. 決定事項
- 次回リリースは **8月5日（月）** に決定
- 情報共有は **Teams内スレッドに統一** する
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## 3. 議論内容メモ
### ● 今月の進捗確認
- なゆさん：Aプロジェクトは予定通り進行中
- やまさん：Bプロジェクトは仕様変更あり、再見積もり中
### ● 次回リリースのスケジュール
- レビュー期間を1週間確保する必要あり
- リリース候補日：8/5（月）
### ● 情報共有方法について
- Slackだと流れてしまう → Teams内スレッドにまとめる方向で合意
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## 4. 次回予定
**日時**：2025年7月25日（金） 10:00〜
**議題（予定）**：
- リリース準備状況の確認
- チーム内ドキュメントの整理状況
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## 5. ToDoリスト
- [ ] やまさん：Bプロジェクトの再見積もり（7/21まで）
- [ ] くるみん：次回議事録のフォーマット準備
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## 6. その他メモ
- 夏季休暇の予定は次回確認
- チームランチ会の候補日：8月第2週
このように、書き方としてはとてもシンプルです。
ちなみにこちらの議事録は、実は生成AIにお手伝いしてもらったのですが、
生成AIにお手伝いを依頼するときも、Markdownを用いると回答の精度が上がります。
どうやら、「見出し → 質問 → 条件」のように記述すると、AIも解釈しやすいようです。
非エンジニアでも使えるポイント
Markdown記法は、覚えることが少なくシンプルであるのがメリットです。
最初は「#（シャープ）」と「**（アスタリスク）」だけでも覚えてみましょう！
# タイトル → 見出しになる
**強調したい言葉** → 太字になる
スマホでも利用でき、無料のエディタ（※）もたくさんあるので気軽に始められます。
少しずつ覚えていけば、いざという時に便利かも！
※無料で利用できるMarkDownエディタ
Obsidian：ノート管理にも使える高機能ツール
VS Code：ちょっと本格的に書きたい人向け
おわりに
Markdown記法は、非エンジニアだからこそ使ってほしいツールです。
文章をちょっと整えるだけで、読みやすさも伝わりやすさもぐんとアップします。
便利なテンプレートがあれば、また紹介させていただければと思います。
それでは、暑さに負けず、楽しく過ごしましょう！
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